司馬遷の「史記」にも登場し、2000年以上に渡り語り継がれてきた
中国古典悲劇の名作が完全ドラマ化!
司馬遷の「史記」に登場する挿話で、京劇の題材としても有名な“趙氏孤児”。天命の子 DVD 中国映画界の巨匠、チェン・カイコー監督が「運命の子」として映画化し、日本でも宮城谷昌光の「孟夏の太陽」で小説化され、さらにはフランスの小説家であり哲学者でもあるヴォルテールによって翻案されるなど、ドラマチックなストーリーは世界各国で愛され続けている。
主演のウー・ショウポーは本作での好演が認められ、第42回国際エミー賞 最優秀男優部門にノミネート! 映画『1911』など様々な作品で活躍する名優スン・チュンと息をのむ頭脳戦を繰り広げた。さらに本作は、「第19回上海テレビフェスティバル」のマグノリア賞で最優秀ドラマ金賞、最優秀脚本賞を受賞するなど、中国国内で数々の賞を総なめした。
天命の子~趙氏孤児 DVD あらすじ
晋、楚、秦の大国が覇権を争っていた春秋時代。
権力のすべてを掌握したい晋国の大尉、屠岸賈(とがん・こ)は、愚鈍な君主・景公(けいこう)を利用し、
趙朔(ちょう・さく)率いる趙氏一族を滅ぼそうと画策していた。
楚の国境近くで医師をしていた程嬰(てい・えい)はその企みを知ることとなり命を狙われるが、趙朔に救われ晋で暮らすことに。
そんな中、ついに屠岸賈は趙朔を殺害。
同日、程嬰の妻・宋香(そう・こう)と趙朔の妻で景公の姉・荘姫(そうき)がそれぞれ男児を出産するが、
趙氏の血を絶やしたい屠岸賈は趙朔の子の命を狙う。
間一髪で程嬰が救出し、趙朔の恩に報いるため、程嬰は我が子と趙朔の子を入れ替えてしまう。
それは程嬰の子が身代わりとなって死ぬことを意味するのだった…。
19年後、程嬰は立派に成長した趙朔の息子・趙武(ちょう・ぶ)に一族が滅ぼされた惨劇を伝え、屠岸賈への復讐に動き出す。